中国発祥のスイーツである杏仁豆腐。
日本では大正時代頃から知られるようになったようです。
赤いクコの実がトッピングされていることが多いですが、
現代では他のフルーツでアレンジされているものも多く様々な楽しみ方がありますね。
この記事ではぷるぷるした食感から濃厚なものまである
杏仁豆腐を適量食べた時の効果
杏仁豆腐を食べ過ぎると体に悪いってホント？毎日食べるとどうなる？
食べ過ぎによるデメリットについてもご紹介したいと思います。
結論！杏仁豆腐を食べ過ぎると体に悪いってホント？
杏仁豆腐は食べ過ぎると、アミグダリンという成分による体調不良に繋がることがあります。
また、太る原因やお腹が緩くなることもあるので注意が必要です。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
杏仁豆腐を食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
結論！杏仁豆腐を食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
杏仁豆腐使われる杏仁には漢方や薬膳の効果があり、咳止めや便通を良くする効果などがあります。
また、オレイン酸による動脈硬化の予防など、様々な健康的メリットがあります。
漢方薬や薬膳スイーツだった？
杏仁豆腐に使われる杏仁(きょうにん)には北杏仁、南杏という種類があります。
この杏仁とはあんずの種の中にある白い部分のことで、
北杏仁は漢方薬で使用され、南杏は食品に分類され薬膳で使用されているという歴史があります。
漢方では咳止めなどの効能があり、喉や肺を潤す効果があるとされています。
寒い季節の乾燥対策など、美容効果も？
また、杏仁による薬膳効果として、
咳止めの他にも潤いをもたらす効果があります。
寒い季節の乾燥を防いだり、便通にも良いので美容効果があるといわれています。
動脈硬化の予防
杏仁に含まれるオレイン酸は不飽和脂肪酸で、
善玉コレステロールを低下させずに悪玉コレステロールを低下させたり、上昇させない効果があります。
悪玉コレステロールが増えると血管の中で炎症を起こし、内壁を傷つけるため、
動脈硬化に繋がります。
オレイン酸には動脈硬化を予防する効果が期待できます。
食べ過ぎると体に悪いってホント？毎日食べるとどうなる？
結論！杏仁豆腐を毎日食べるとどうなる？
杏仁豆腐は適量であれば、毎日食べると喉や肺を潤す効果、便通を良くする効果。
また、動脈硬化の予防などが期待できるが、食べ過ぎには注意が必要です。
めまい、吐き気などが起こる
杏仁豆腐に使われている杏仁にはアミグダリンという成分が含まれています。
この成分は食べ過ぎると体調不良の元になります。
めまいや頭痛、吐き気などが起こる場合がありますので、注意が必要です。
太る原因になる
杏仁豆腐には糖質が含まれていますが、
他のお菓子と比較すると少なめです。
しかしながら、食べ過ぎたり商品によって糖質が高いものもあるので、
太る原因となることがあります。
お腹が緩くなる場合がある
杏仁豆腐の上によくトッピングされているクコの実は食べ過ぎるとお腹が緩くなることがあります。
また、杏仁豆腐自体も水分量が多いので、
食べ過ぎると体質によってはお腹が緩くなることもあるでしょう。
普段からお腹が弱い方は特に食べ過ぎないようにしたいものです。
適量はどのくらい？
杏仁豆腐は１日に５～６個程度であれば、食べ過ぎにはならないでしょう。
ただし、一気に５～６個食べるのではなく、分けて食べた場合になります。
また、商品によってぷるぷるした食感から濃厚なものまでありますので、
含まれる栄養素は変わってきます。
ほんのりとした甘みで食べやすい杏仁豆腐はついつい食べ過ぎてしまいがち。
杏仁豆腐に限らず、どんな食べ物にも適量というのはありますので、食べ過ぎに注意しましょう。
適度に食べて、健康に過ごしたいものです。
