ソテーやスープ、炊き込みご飯などにも大活躍のきのこ。
様々な食材と相性が良く、使いやすいことから食卓での出番も多いことでしょう。
体に良いイメージをお持ちの方も多いきのこですが、実際にどのような効果があるのでしょうか?
この記事ではヘルシーなイメージがある
きのこを適量食べた時の効果
きのこを食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
食べ過ぎによるデメリットについてもご紹介したいと思います。
結論!きのこを食べ過ぎると体に悪いってホント?
きのこを食べ過ぎると腹痛や下痢、吐き気に繋がることがあります。
また、カリウムが豊富なので腎機能が低下している方は特に注意が必要です。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
きのこを食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
結論!きのこを食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
きのこはお通じを良くしたり、肥満予防にも良い食材です。
また、免疫力アップや疲労回復効果も期待できます。
お通じを良くしたり、肥満予防になる
きのこの栄養素といえば、特に食物繊維が豊富なこと。
中でもきくらげやまつたけ、しいたけなどは含有量が多いようです。
食物繊維は腸の蠕動運動を促す効果があり、お通じを良くするのに役立ちます。
また、血糖値が上がりにくいため、肥満予防にも効果があるといわれています。
免疫力アップ効果
きのこに含まれるビタミンDには免疫力を調整する効果があります。
また、他にも食物繊維の一種であるβ-グルカンが含まれています。
β-グルカンは免疫機能を高める効果があるため、
きのこは免疫力アップに役立つ食材となります。
疲労回復効果
きのこに含まれるビタミンB1は疲労回復に役立つビタミンとも呼ばれています。
糖質をエネルギーに変換する効果があり、エネルギー不足になりにくくなります。
エネルギー不足になると疲れやすくなるので、積極的に摂りたい栄養素です。
中でもしめじ、えのきなどは含有量が多いため、日頃から疲れやすい方におすすめです。
食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
結論!きのこを毎日食べるとどうなる?
きのこは適量であれば、毎日食べるとお通じを良くしたり、
免疫力アップや疲労回復効果などが期待できるが、食べ過ぎには注意が必要です。
腹痛や下痢の原因になる
きのこに含まれる食物繊維は適量であれば、
お通じを良くしたり、便秘予防の効果があります。
しかし、食べ過ぎることで腹痛や下痢の原因となる場合があります。
吐き気に繋がることがある
食物繊維豊富なきのこですが、食物繊維は消化に時間のかかる成分です。
そのため、過剰摂取することで消化不良に繋がったり、胃痛や吐き気が起こる場合があります。
また、舞茸には微量の有毒成分であるシアンという成分が含まれており、
こちらも食べ過ぎると吐き気の原因となります。
腎機能が低下している方は注意!
きのこはカリウムがとても豊富で、
カリウムは一般的にむくみや高血圧の予防に良い成分です。
しかしながら、腎機能が低下しているとカリウムの摂取に制限をかける必要が出てくることがあります。
カリウムの制限がない方でも食べ過ぎは好ましくありませんが、
腎機能が低下している方は特に注意が必要です。
適量はどのくらい?
きのこの適量は健康な大人で1日50gから100g程度になります。
年齢や体重などにもよって適量は変わってきますので、目安にしてみると良いと思います。
また、普段からあまりきのこを食べる習慣がない方が、
健康のためにきのこを食生活に取り入れる場合は少なめの量からはじめると良いでしょう。
きのこに限らず、どんな食べ物にも適量というのはありますので、食べ過ぎに注意しましょう。
適度に食べて、健康に過ごしたいものです。