独特の風味があり、天ぷらや和え物で親しまれている山菜のウド。
下処理が必要なことから、調理をするのが難しいという印象をお持ちの方もいるかもしれませんね。
この記事ではシャキシャキした食感で、山菜うどんやそばとしても相性の良い
山菜のウドを適量食べた時の効果
山菜のウドを食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
食べ過ぎによるデメリットについてもご紹介したいと思います。
結論!山菜のウドを食べ過ぎると体に悪いってホント?
山菜のウドにはあくがあり、食べ過ぎるとそれによって胃腸が刺激を受けたり、
アレルギー症状が出る場合がありますので注意が必要です。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
山菜のウドを食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
結論!山菜のウドを食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
山菜のウドを食べると、カリウムによるむくみ予防などや、疲労回復効果。
また、クロロゲン酸とフラボノイドによる老化防止効果が期待できます。
むくみ、高血圧の予防
ウドの栄養価としてカリウムが含まれていることが挙げられます。
カリウムには体内の余分な塩分を体外に排出する働きがあり、
むくみ予防や血圧を安定させる効果があります。
血液循環の向上、疲労回復効果
また、ウドに含まれるジテルペンアルデヒドは摂取することで、
血液の循環を良くしたり、疲労回復効果があるとされています。
体が疲れてくると失われる成分のため、積極的に摂取することで、
自律神経の調整などにも効果が期待できます。
老化防止効果
ウドに含まれるクロロゲン酸はポリフェノールの一種で、抗酸化作用があります。
特に山うどに多く含まれ、細胞の老化防止などに役立ちます。
更に別の成分になりますが、フラボノイドという抗酸化物質も含まれていることから、ウドは老化防止に良いといわれています。
食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
結論!山菜のウドを毎日食べるとどうなる?
山菜のウドは適量であれば、毎日食べるとむくみ予防や、血液循環の向上。
また、老化防止効果も期待できるが、食べ過ぎには注意が必要です。
胃腸が刺激を受ける
ウドの苦みには栄養があるとされていますが、一方であくがあるので、
食べ過ぎることで胃腸が刺激を受けてしまう場合があります。
ウドのあくに毒性はありませんが、
あくによる刺激で腹痛や下痢になることがあるので注意が必要です。
アレルギーが出る場合がある
また、ウドは食べ過ぎることで、アレルギー症状が出る場合もあります。
こちらもあくによる原因が多いといわれています。
アレルギー体質の方は特に食べ過ぎに注意が必要です。
あく抜きをすることで、こうした症状を防げるようです。
腎臓の機能が低下している方は注意が必要?
ウドに含まれるカリウムは健康であれば、むくみや高血圧の予防として積極的に摂取したい栄養素です。
しかし、腎臓の機能が低下している場合には血中にカリウムが蓄積してしまうことがあります。
不整脈などを引き起こしたりするケースもあるので、
カリウムが心配な方は茹でてカリウムの量を減らしたり、食べ過ぎないことが大切です。
適量はどのくらい?
山菜のウドはある程度、量を食べてもカロリーオーバーになりにくいなどの理由から、
どのくらいが1日の適量かというのは決まっていません。
しかしながら、体質などによって食べ過ぎた時に症状が出る場合があります。
これから日常的に食べる場合は少量ずつ食卓に取り入れてみて、
ご自身の体調と相談しながら目安を決めていくのがおすすめです。
山菜のウドに限らず、どんな食べ物にも適量というのはありますので、食べ過ぎに注意しましょう。
適度に食べて、健康に過ごしたいものです。