チンゲン菜の正しい保存方法はご存じですか?冷蔵・冷凍の保存方法・保存期間や解凍方法を紹介します。
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【冷蔵】チンゲン菜の保存方法・保存期間
チンゲン菜などの葉物野菜は傷みやすい食材のため、常温保存には向いていませんが、冷蔵保存をすると3~5日ほど日持ちします。
まずは冷蔵保存の正しい保存方法を紹介します。
- 新聞紙やキッチンペーパーなどを水で湿らせる。
- チンゲン菜をそのまま湿らせたキッチンペーパーで包む。
- ジップ付きの袋に入れる。
- 冷蔵庫に立てて保存する。
乾燥を防ぐためにキッチンペーパーで包む際は水で湿らせてください。冷蔵庫は乾燥しやすいのでキッチンペーパーが乾いていないかこまめにチェックしましょう。またチンゲン菜などの葉物野菜は、横向きに寝かすと余計なエネルギーを消費し、栄養や水分が逃げてしまいますので、チンゲン菜は立てて保存しましょう。
もしチンゲン菜が萎びてしまったら、切口をカットし水に短時間浸しておくだけでシャキッとしたチンゲン菜に戻りますので試してみてくださいね。
【冷凍】チンゲン菜の保存方法・保存期間
チンゲン菜は冷凍保存に適していることを知っていますか?チンゲン菜を以下のように正しい方法で冷凍保存すると1ヶ月は長持ちするようになります。簡単ですのでぜひお試しくださいね。
生のまま冷凍保存する方法
チンゲン菜を生のまま保存する方法を紹介します。
- チンゲン菜を水で良く洗い、しっかり水気をとる。
- 食べやすい大きさにカットする。
- ジップ付きの袋に入れ、中の空気を抜き密封させ冷凍庫で保存。
水分が残ったまま冷凍保存すると解凍したときに食感が悪くなってしまいますので、冷凍する際は水分が残らないようにしっかりと拭き取ってください。また、チンゲン菜は水分が多い食材なので、この方法で冷凍すると解凍したときにシャキッとした食感が減ります。解凍後の味や食感を大事にしたい方は、下茹でをしてから冷凍保存する方法をおすすめします。
下茹でして保存する方法
チンゲン菜を下茹でしてから冷凍をすると、生のまま冷凍するのと比べて、味や食感を保ったまま保存ができます。また下茹でしているので調理する際の時短になりますよ。
解凍後の味や食感を大事にしたい方は、下茹でをしてから冷凍保存をするようにしましょう。
- 鍋に水を入れ沸騰させる。
- チンゲン菜を良く洗ってから1~1分半茹でる。
- 茹で終わったらチンゲン菜を氷水にさらす。
- チンゲン菜が冷めたら水気をよく切る。
- 食べやすい大きさにカットする。
- 使いやすい量に小分けしてラップで包む。
- ジップ付きの保存袋に入れて、中の空気を抜き密封させてから冷凍庫に入れる。
茹でる際はチンゲン菜のシャキシャキ感を残すために、短めに茹でましょう。大きさや茹でる量によって変わりますが、茹で時間は1~1分半が目安です。
調理後に保存する方法・保存期間
調理したチンゲン菜を保存する方法を紹介します。
- チンゲン菜を水で良く洗い、水気を軽く拭き取る。
- フライパンに火をかけ、少量の油を熱する。
- チンゲン菜を加えサッと炒める。
- 粗熱をとる。冷めたら小分けにしてラップに包む。
- ジップ付きの保存袋に並べるように入れて冷凍庫に保存する。
チンゲン菜を炒める際は、硬めのうちにフライパンからとりだしましょう。調理するときに柔らかくなり過ぎないようにするためです。
チンゲン菜の解凍方法
続いては冷凍保存したチンゲン菜の解凍方法を紹介します。
自然解凍
下茹でしたチンゲン菜は、冷蔵庫にそのまま入れ替えて自然解凍すれば、おひたしにも利用できますし、その他の具材と一緒に炒め物などにも簡単に活用できます。下茹でしてあるため、調理する際は火のかけすぎに注意しましょう。
そのまま調理
冷凍したチンゲン菜はそのまま調理ができ、汁ものから炒め物まで活用できます。しかし冷凍されたまま調理すると水分が出てくるので、味付けの調節に気を付けてくださいね。
チンゲン菜が腐るとどうなる?
冷凍保存すると1ヶ月は長持ちするチンゲン菜ですが、腐るとどのような変化が表れるのでしょうか?賞味期限のチンゲン菜を見極めるポイントをチェックしてみましょう。
- 葉の色が黄色い・茶色い
- 葉・茎が萎びている
- 根元から水分が出ている
- 異臭がする
- ぬめりがある
- 茎が溶けている
傷み始めると葉の色が緑から黄色、そして茶色に変化します。黄色くなった葉は取り除けば他の部分は食べられますが、更に茶色くなってくると腐り始めている証拠なので食べないようにしましょう。またチンゲン菜の根からヌメリが出てきていたり、茎が溶けている場合は腐っている証拠なので迷わず破棄しましょう。