ニラの正しい保存方法をご存じですか?
今回は、ニラの保存方法【常温・冷蔵・冷凍】と長持ちさせるコツ、正しい解凍方法をまとめました。ニラが腐るとどうなるのかも紹介しますので参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
ニラを正しく保存するポイントは?
ニラは保存する際、においが気になりますよね。まずはニラを正しく保存するポイントと、新鮮なニラの選び方を紹介します。
乾燥を防ぐ
ニラをそのまま保存すると、しなしなになってしまい日持ちがしません。保存する際は、キッチンペーパーや新聞紙、ラップなどで包み、乾燥しないように保存しましょう。
立てて保存
冷蔵庫で保存する場合は、ニラを立てて保存しましょう。立てておくことで栽培されていたときと同じ状態のため、ニラのエネルギーの消費を抑え、ストレスを与えないようにします。横に寝かすと、余計なエネルギーを使ってしまい、栄養分や水分が失われ、はやくしおれてしまいます。
新鮮なニラの選び方
ニラを選ぶ際は、以下の状態のものを選ぶと日持ちしやすいですよ。
- 葉の面積が広い
- シャキッとしている
- つやつやと色もはっきりしている
- 痛みがなく綺麗
- ニラ特有のにおいが強いもの
手で取ったときに、ふにゃっとせずシャキッとしたボリューム感のある濃い色のニラを選んでください。葉が折れているものやカット面があるものは傷みが早まるため、カットされていないものがおすすめ。また、ニラはにおいが強いものほど新鮮なので、においも意識して選ぶと良いですよ。
【常温】ニラの保存方法・保存期間
ニラを常温での保存方法を紹介します。
- カットせずにそのままの状態で、湿らせたキッチンペーパーなどで包む。
- 乾燥させないように湿度のある場所で保存する。
ニラは乾燥に弱く傷みやすい食材です。カットせずに葉が傷つかないようにキッチンペーパーなどで包み保存しましょう。
ニラは低い温度が適温のため、常温保存だと美味しく食べられる期間が5日ほど。長期間常温保存すると食中毒のリスクを起こしやすくなるので、新鮮なうちに食べきるようにしましょう。
【冷蔵】ニラの保存方法・保存期間
冷蔵の正しい保存方法と保存期間は知っていますか?おすすめの保存方法と保存できる期間を紹介します。
【カットせずにそのまま保存する場合】
- 湿らせたキッチンペーパーなどで包む
- 冷蔵庫へ入れる
【カットして保存する場合】
- ニラをお好みにカット。
- 密閉容器に水とニラをいれ冷蔵庫に保存する。
冷蔵保存した場合、ニラの美味しく食べられる期間は最大で10日ほどです。
乾燥に弱いニラは、水で湿らせたキッチンペーパーや、容器に水に入れて保管することがポイントです。冷蔵庫での保存は乾燥しやすい為、キッチンペーパーが乾いてないかこまめにチェックをしましょう。乾いていたらキッチンペーパーを取り替えてみてくださいね。
また、カット保存する場合は、痛みに弱くなりますが水で浸しておくことによって日持ちがよくなります。水は2日に1日ほどで取り替えましょう。
【冷凍】ニラの保存方法・保存期間・解凍方法
ニラは他の葉物野菜と違い、冷凍で長時間保存ができます。
正しい冷凍の保存方法と解凍方法を紹介します。
冷凍の保存方法・保存期間
- 食べやすいサイズにカット。
- ポリ容器などに、小分けにして冷凍する。
冷凍保存をすることによって30日は長持ちするようになります。
冷凍する際は、1回分の小分けにしておくと調理するとき便利です。ニラに含まれている「アリイン」という成分は抗菌化作用が期待でき、冷凍することによって活性化します。なので、健康的にニラを摂取したい方も冷凍保存がおすすめです。
ニラの解凍方法
冷凍したニラは解凍せずにそのまま調理に使うことをおすすめします。ニラを自然解凍してから料理をすると水分が多く食感も変わってしまうため、あまりおすすめできません。カットして冷凍したニラは冷凍しても手でバラバラにほぐすことが出来るので、調理する際は便利ですよ。
ニラが腐るとどうなる?
ニラは腐るとどうなるか知っていますか?傷み始めの状態から腐ってしまった状態まで紹介しますので参考にしてみてください。
【傷みはじめのサイン】
- 葉が黄色い
- 根元が変色している
- 葉がしなしなになっている
【腐っている状態】
- 悪臭がする
- 葉にヌメリがある
- 葉から茶色い汁がでている
ニラの葉は通常緑色ですが、鮮度が落ちていると黄色になります。葉が乾燥してしなしなになっている場合は賞味期限が近くなってきている証拠です。また、ヌメリのあるニラは腐っている状態なので絶対食べないようにしましょう。悪臭がある場合は迷わず破棄しましょうね。