紅葉の時期にモミジと並ぶほど、綺麗なイチョウの木。
そこから採れる銀杏は茶碗蒸しの具や炊き込みご飯でおなじみですね。
また、銀杏は栄養に優れた木の実として親しまれています。
この記事では秋の代表的な味覚としても知られている
銀杏を適量食べた時の効果
銀杏を食べ過ぎると体に悪いってホント？毎日食べるとどうなる？
食べ過ぎによるデメリットについてもご紹介したいと思います。
結論！銀杏を食べ過ぎると体に悪いってホント？
銀杏を食べ過ぎた場合、ビタミンB6が欠乏した時と同様の症状が発生します。
代表的なものは痙攣と嘔吐になり、銀杏中毒と呼ばれています。
子供は銀杏中毒のリスクが高いため、特に食べ過ぎないようにしましょう。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
銀杏を食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
結論！銀杏を食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
銀杏を食べると、肩こりやイライラ改善効果や肌を若々しく保つ効果。
また、むくみや高血圧の予防など、様々な健康的メリットがあります。
肩こりやイライラ改善
銀杏にはビタミンが豊富に含まれており、
中でもビタミンB1には神経や筋肉などの機能を正常に保つ作用があります。
その結果、肩こりやイライラ改善に役立ちます。
むくみ、高血圧の予防
銀杏に含まれるカリウムには余分な塩分を体外に排出する働きがあります。
そのため、むくみや高血圧の予防に良いとされています。
カリウムを含む銀杏は塩分の多い食事をした後のリセットにも最適です。
肌を若々しく保つ
銀杏に含まれるβ‐カロテンは銀杏だけでなく、
かぼちゃや人参などの野菜や果物に含まれている栄養素になります。
β‐カロテンには強い抗酸化作用があります。
その効果はなんとビタミンCの1000倍ほどともいわれています。
紫外線から肌を守ったり、老化の元となる活性酸素の働きを抑制する効果があり、
肌を若々しく保つ効果が期待できます。
食べ過ぎると体に悪いってホント？毎日食べるとどうなる？
結論！銀杏を毎日食べるとどうなる？
銀杏は適量であれば、毎日食べると肩こり、イライラ改善、肌を若々しく保つ効果など。
また、むくみや高血圧の予防にも良いが、食べ過ぎると中毒症状に繋がるため注意が必要です。
痙攣が起こる可能性
銀杏を食べ過ぎた場合、中毒症状として、めまいやふらつきなどが出る場合があります。
また、手足の震えや酷いと痙攣が起こることも。
なぜ？銀杏を食べ過ぎるとこのような症状が出るのかというところですが、
ビタミンB6が欠乏した時と似た症状になるからといわれています。
通常は脳内で一定に保たれているグルタミン酸という物質があります。
ビタミンB6が欠乏すると、このグルタミン酸が過剰になるからと考えられています。
吐き気や嘔吐に繋がる
銀杏を食べ過ぎると、消化器にも影響が出てくるようです。
下痢や吐き気、銀杏中毒の場合は嘔吐に繋がりますので、
食べ過ぎには注意が必要です。
発熱や不整脈などが発生する場合も
銀杏を食べ過ぎた際にビタミンB6が欠乏すると、
痙攣や嘔吐が主な症状にはなりますが、
同様の原因により、発熱や不整脈などが発生する場合もあるようです。
銀杏中毒は発生から24時間程度で症状が治まることが多いといわれる反面、
重症化すると死に至るケースもあります。
適量はどのくらい？
健康な大人の方は１日10粒以下を目安にしましょう。
食べ過ぎによる中毒症状は特に子供に多いようなので、
子供の場合は5粒以下を目安に与え過ぎないようにしましょう。
また、大人と食卓を一緒に囲んでいても、
銀杏を5歳以下の子供には与えないように気を付けましょう。
銀杏に限らず、どんな食べ物にも適量というのはありますので、食べ過ぎに注意しましょう。
適度に食べて、健康に過ごしたいものです。
