チャーシューと角煮の違いとは
この記事では
・チャーシューとは
・角煮とは
・チャーシューと角煮の違いとは
・ラフテーと角煮は別物?
についてまとめました。
結論!チャーシューと角煮の違いは主に肉の部位にあった!
どちらも豚肉を使用するのが一般的ですが、チャーシューは豚ロース肉、
目次 -お好きなところからお読み下さい-
チャーシューとは
チャーシューとは、“焼豚”とも言い、中国の伝統料理“叉焼”のことを指します。
豚肉をブロック肉のまま串に刺し、調味液に漬けて、専用の炉に吊るして炙り焼きした料理です。
チャーシュの色が赤いのは、紅麹を使った「紅糟」という調味料を塗っているためです。
本場では仕上げに水あめやはちみつなどを塗ることがあり、甘めのチャーシューに仕上げていることが多いです。
日本のチャーシューは、専用の炉が無く炙り焼きすることが難しい為、フライパンや鍋で表面を焼いてから煮込むのが一般的です。
豚のブロック肉を焼かずに調味液と共に煮込む「煮豚」と呼ばれる料理とほぼ同じものを意味し、
焼かずに煮込んでも“チャーシュー”と呼ばれているのが日本の現状です。
そのため中国と日本のチャーシューは異なるものとなります。
角煮とは
角煮とは、豚のばら肉を醤油や砂糖、
弱火でじっくりと煮込むことで、箸でほぐれるほど柔らかくなり、
鍋で煮込む場合、3時間ほどじっくりと煮込みますが、
角煮の元になったのは中華料理の東坡肉(トンポーロウ)
長崎の「東坡煮(
また「角煮」と言うと多くの人が豚肉を思い浮かべると思いますが、
チャーシューと角煮の違いとは
チャーシューと角煮の違いは主に肉の部位にあります。
どちらも豚肉を使用するのが一般的ですが、チャーシューは豚ロース肉、
部位の違いからもカロリーは角煮の方が高くなります。
また、チャーシューは塊肉のまま、たこ糸で縛って煮ますが、
ちなみに味付けに大きな違いはありません。
日本ではどちらも醤油、砂糖、酒などをベースに作られることが多いです。
どちらもご飯が進む味付けなので、食べ過ぎには注意が必要です。
たくさん食べてしまうと脂質や糖質の量が多いため、体重増加や生活習慣病の原因となります。
ラフテーと角煮は別物?
沖縄料理のひとつとして有名な「ラフテー」。
豚の角煮と見た目は全く同じですが、違いはあるのでしょうか。
実はラフテーは”皮つき”の豚肉を使うのが一番の違いだそうです。
さらに、調味料にも違いがあり、
泡盛を使用する理由として、豚肉の脂が抜けてさっぱりと仕上がるということが、ひとつとして挙げられます。
豚肉と泡盛で美味しく仕上げたラフテーは、まさに沖縄料理を代表するメニューです。
元々は暑い沖縄の保存食として食べられていたため、濃い味付けでしたが、
他にも「ラフティー」とも呼ばれています。