お寿司やお刺身の定番といえばマグロを思い浮かぶ人も多いでしょう。
マグロには、「大トロ」「中トロ」「赤身」がありますが、その違いは何でしょうか。
今回は、
大トロとは何か
中トロとは何か
赤身とは何か
についてご紹介します!
本マグロ尽くし
赤身、中トロ、大トロうまい pic.twitter.com/gE29PxyVJr— 紅牙飛燕(HIEN) (@37a_hayanari) February 5, 2023
大トロとは?
マグロの身は、頭に近い方から「かみ」「なか」「しも」に分けられ、背側のかみを「背かみ」、腹側のかみを「腹かみ」などと呼びます。
そして、胴体部分の肉は大きく「トロ」と「赤身」に分けられます。
大トロはトロの中でも五分の一程度しか取れない希少な部位で、「腹かみ」から「腹なか」の、頭に近い腹側から多く取れます。
脂肪が多いため白っぽい色をしていて、脂の甘みが強く、とろけるような舌触りが特徴です。
値段は卸値相場が 1 kg あたり 20,000 円から 25,000 円前後と高価です。
トロにはDHAや EPAといった血液をサラサラにするなどの効果がある脂を含んでいます。
またビタミンA・D・E も赤身より多いです。
カロリーは100g あたり340kcal 程あります。
大トロは脂の甘みが強いので、身というよりも、脂の旨みを食べたいという方にはおすすめの部位です。
中トロとは?
中トロは「背かみ」から「背しも」にかけた背中側と、「腹なか」から「腹しも」にかけた尾に近い部分からよく取れます。
赤身より脂の甘みが加わって濃厚でまったりとしているのが特徴です。
値段は 1 kg あたり 10,000円 から 20,000 円前後と大トロよりは安く手に入ります。
中トロと大トロに明確な基準はなく、特に、腹なかや背かみなど大トロと中トロが混在している部位はお店やメーカーがそれぞれ判断しています。
赤身の良さを残しつつ脂の甘みも味わいたいという人に中トロはおすすめです。
赤身とは?
赤身は背骨周辺や背中側に多くあり、マグロから最も多く取れる部分です。
単に「マグロ」というときは「赤身」の部位を指します。
特徴は脂が少なく、酸味があり、比較的あっさりしています。
またタンパク質が多く、低脂肪でカロリーが低いです。
カロリーは100g あたり 130kcal 程度です。
赤身は脂肪が少なくカロリーが低いので、たくさん食べても罪悪感は他の部位よりなさそうですね。
まとめ
今回は、大トロとは何か、中トロとは何か、赤身とは何かについてご紹介させていただきました!
・大トロとは脂肪が多いトロの中でも特に脂肪が多い部分
・中トロとは大トロ以外のトロの部分
・赤身とはトロ以外の脂肪が少ない部分
マグロは美味しいだけでなく栄養も豊富でいろんな部位が楽しめますね♪
最後までご覧いただきありがとうございました!!!