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米粉と小麦粉の違いとは

米粉と小麦粉の違いとは

この記事では

・米粉とは

・小麦粉とは

・米粉と小麦粉の違いとは

・グルテンフリーの効果とは

についてまとめました。

結論!米粉と小麦粉の最大の違いは、グルテンが含まれているかどうかという点。

米粉は、お米を細かく砕いて粉状にしたものでグルテンは含まれていません。

一方、小麦粉はグルテンを含み、そのグルテンの量によって薄力粉、中力粉、強力粉と分類されています。

また、油の吸収率にも違いがあり、小麦粉に比べて米粉の方が油の吸収率は低くなっています。

小麦粉に比べると米粉は流通量が少ないので、値段が高く、販売している店舗も限られています。

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米粉とは

米粉とは、お米を細かく砕いて粉状にしたものです。

近年良く使われるようになった米粉ですが、実は奈良時代からありました。

もち米から作った白玉粉、うるち米から作った上新粉などがあり、だんごやもち、おかき、おせんべいなどに使われてきました。

このように和菓子に利用されることが多かった米粉ですが、現在では微細な米粉にしてパンやクッキー、ケーキ、パスタ、てんぷら粉など幅広く利用されています。

米粉で作る料理はもちもちした食感があります。

また、小麦粉に比べると油の吸収率が低く、さっぱりとしたヘルシーな料理に仕上がります

天ぷらや唐揚げを米粉で揚げるとサクサク感が長く続き、ヘルシーに食べられるのでおすすめです。

また米粉の良いところは小麦アレルギーの人も安心して食べられることです。

小麦にはグルテンが多く含まれていて、アレルギー症状を起こしたりする方もいます。

米粉にはグルテンが含まれていませんので、これまで小麦アレルギーでパンや麺類など制限していた方も、安心して召し上がることができるのです。

 

小麦粉とは

小麦粉とは小麦を製粉したものであり、薄力粉、中力粉、強力粉などを総称したものです。

パンなどの生地の弾力やコシを作る物質である「グルテン」の量や性質によって、薄力粉、中力粉、強力粉と分類されています。

それぞれの特徴や、どんな料理に適しているか覚えておくと役立つでしょう。

薄力粉

・軟質小麦が原料

・グルテンの含有量が7%前後

・粒子が細かく、ダマになりやすい

・グルテンが少ないので粘りが少なく、水を加えてこねるとふんわりとした生地になる

・ケーキやクッキーなどの洋菓子や、天ぷらなどの揚げ衣に適している

中力粉

・中間質小麦と軟質小麦から作られる粉

・グルテンの含有量が9%前後

・水を加えてこねると、適度な弾力とコシが生まれる

・うどんなどの麺類に使われることが多く、「うどん粉」とも言われる

強力粉

・硬質小麦から作られる粉

・グルテンの含有量が12%前後

・粘りや弾力性に優れている

・もちもちとした食感に仕上がる

・パンやピザなどに適している

 

米粉と小麦粉の違いとは

米粉と小麦粉の最大の違いは、グルテンが含まれているかどうかという点です。

米粉は、お米を細かく砕いて粉状にしたものでグルテンは含まれていません。

一方、小麦粉はグルテンを含み、そのグルテンの量によって薄力粉、中力粉、強力粉と分類されています。

グルテンによって引き起こされるアレルギー体質の方や、体調管理の一環としてグルテンフリーを取り入れる人にとっては、米粉は小麦粉の代用品として非常に便利なものと言えます。

また、油の吸収率にも違いがあり、小麦粉に比べて米粉の方が油の吸収率は低くなっています

油の吸収率が低い分、揚げ物などは時間がたってもサクッとした食感が楽しめます。

ここまでを見ると米粉の方が優秀だと思ってしまいますが、小麦粉に比べると米粉は流通量が少ないので、値段が高く、販売している店舗も限られています

ご自身の体調や料理の用途などに合わせて上手に使い分けていくと良いのではないでしょうか。

グルテンフリーの効果とは

グルテンフリーは、もとは小麦粉が原因となる疾患をもつ人向けの食事法でした。

小麦アレルギー・グルテンアレルギーや、「セリアック病」といったグルテンを摂取することで自らの小腸を傷つけ、栄養が吸収できなくなる病気もあります。

さらに「グルテン不耐症」という、グルテンを分解・消化する酵素の不足によって引き起こされる体調不調もあり、近年世界的にグルテンを控える動きも出ています。

また肝臓病やうつ病をはじめとする病気予防、頭痛や腹痛といった肌質の改善や花粉症の改善にも効果があると考えられています。

しかし、グルテンフリーでは小麦粉の摂取が制限されるため、パンやパスタを好んで食べる方にとってはストレスが溜まってしまう可能性が考えられます。

他にも調味料などにも含まれいたりと、小麦粉を使用する食品はとても多く存在します。

ダイエットを目的としてグルテンフリーにする場合、最初からストイックにグルテンを避けるのではなく、極力小麦製品を選ばない、という程度のゆるいグルテンフリーから実践していくのも良いのではないでしょうか。

 

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