砂糖にも色んな種類がありますね。
どのように使い分けたらいいのか違いがわからないという方もおられるでしょう。
砂糖の中でも今回は、
上白糖とは何か
グラニュー糖とは何か
三温糖とは何か
グラニュー糖や三温糖は、上白糖の代わりになるか
についてご紹介します!
●砂糖比較(クッキーver)
左から、粉砂糖、グラニュー糖、上白糖、三温糖です!!次はスポンジで比べてみたいなあ!!#お菓子作り #お菓子作り好きな人と繋がりたい #比較 pic.twitter.com/PMNQL4nxds
— ブラウンジャック (@brownnojack) May 6, 2017
目次 -お好きなところからお読み下さい-
上白糖とは?
上白糖とは、日本では一般的に使われている「砂糖」で、消費の半分以上を占めています。
さとうきびやてんさいから作られる原料糖を、洗浄・濃縮・ろ過などの製造工程を経て、不純物やミネラルを取り除き、結晶化し、最後に転化糖を加えて作られています。
グラニュー糖と違うのは、最終工程で転化糖を表面にまぶしていることです。
これによってしっとりした感触になります。
上白糖が白いのは、不純物を取り除いた砂糖は無色透明の結晶で、雪が白く見えるのと同じで光の乱反射によって白く見えるのです。
上白糖はどんな料理でもオールマイティーに使えるので、日本では1番人気なのかもしれません。
グラニュー糖とは?
グラニュー糖はサラサラとした細かい粒子の砂糖で、日本で砂糖と言えば上白糖ですが、世界的にはグラニュー糖の方がよく使われています。
ショ糖から不純物を取り除き、再結晶化された砂糖で、純度は砂糖の中でも最も高く、味はさっぱりしていて、甘さとコクが控えめなのが特徴です。
コーヒーや紅茶などの飲み物やケーキなどのお菓子作りにおすすめです。
グラニュー糖は、途中の工程まで上白糖と変わらないということもわかりました。
三温糖は?
三温糖は、上白糖やグラニュー糖を作るときに精製した糖蜜を、何度か加熱してカラメル化して作られる、しっとりとしている薄茶色の砂糖です。
「三温」と言うのはこの加熱を数回繰り返すことからきています。
三温糖は、和食に使われることが多く、上白糖よりもコクや香ばしさがあるので、煮物や照り焼きにオススメです。
3つの中で最もショ糖の糖度が低いのが三温糖です。
人間の味覚は純度の高い単調なものよりも、雑味が加わった方が味を強く感じるため、濃厚な甘さと独特の風味を感じるのは三温糖の特徴です。
ちなみに、茶色い色は、カラメル化した色で、黒糖やてんさい糖のように「ミネラルたっぷり」という砂糖ではありません。
グラニュー糖や三温糖は、上白糖の代わりになる?
グラニュー糖や三温糖はどちらも上白糖の代用になります。
しかし、甘さや感触それぞれ違いがあるので料理の仕上がりには違いが出ます。
例えば、同じ焼き菓子でも、グラニュー糖を使った場合はあっさりとした甘みとなり、三温糖だと上白糖を使った時よりも濃厚な甘みになります。
また仕上がりは、グラニュー糖を使った場合はさっくり、水分がグラニュー糖よりも多い三温糖・上白糖はしっとりした仕上がりになります。
色んな砂糖を使ってお好みの食感や甘さにしてみてください。
まとめ
今回は、「上白糖」「グラニュー糖」「三温糖」の違いや代用出来るかについてご紹介させていただきました!
・上白糖は、さとうきびやてんさいから作られる原料糖を、洗浄・濃縮・ろ過などの製造工程を経て、不純物やミネラルを取り除き、結晶化し、最後に転化糖を加えたもの。
・グラニュー糖は、ショ糖から不純物を取り除き、再結晶化されたもの。
・三温糖は、上白糖やグラニュー糖を作るときに精製した糖蜜を、何度か加熱してカラメル化したもの。
・グラニュー糖や三温糖はどちらも上白糖の代用になる。
料理に合わせて色んな砂糖を使い分けてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました!!!