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ゼラチンとコラーゲンの違いとは

ゼラチンとコラーゲンの違いとは

この記事では

・ゼラチンとは

・コラーゲンとは

・ゼラチンとコラーゲンの違いとは

・ゼラチンの用途

についてまとめました。

結論!ゼラチンとコラーゲンの違いは構造にあった!

コラーゲンは、動物の骨や皮に多く含まれるたんぱく質で、らせん状の細長い分子が3本より合わさっています。

ゼラチンはコラーゲンを加熱したときに溶け出してきたもので、熱によって3本の分子がバラバラの状態になっています。

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ゼラチンとは

ゼラチンは、動物の骨や皮に多く含まれるコラーゲンというたんぱく質から作られたものです。

コラーゲンはらせん状の細長い分子が3本より合わさっていますが、このコラーゲン分子に熱をかけ、3本の分子がバラバラの状態になったものをゼラチンと呼びます

ゼラチンの主成分は、コラーゲン由来のたんぱく質で、全体の86%以上を占めます。

ゼラチンの最大の特長は温めると溶け、冷すと固まるといった点です。

この性質から、料理やお菓子作りはもちろん、医療品、工業用品など、私たちの生活の様々な分野に活用されています。

食用のゼラチンには主に「板ゼラチン」、「粉ゼラチン」、「顆粒ゼラチン」と3種類あります。

ふやかしてから使用する板ゼラチンに比べ、最近では溶けやすい顆粒ゼラチンが便利なことから広く使われています。

 

コラーゲンとは

コラーゲンは、生体の全たんぱく質の20~40%を占めるもっとも多いタンパク質です。

全コラーゲン量の40%は皮膚に、20%が骨や軟骨に含まれ、その他、血管や内臓など全身に広く分布し、体や臓器の形を支える構造材として働いています。

また傷口の治癒にもコラーゲンが重要だということがわかってきました。

近年、コラーゲンを摂取することで健康、美容効果があると話題となっていますが、一般的に、食品として摂取するコラーゲンとは「ゼラチン」もしくはゼラチンを低分子化した「コラーゲンペプチド」のことを指しています。

コラーゲンペプチドには、高血圧の防止や骨粗鬆症、関節炎の治癒などに効果があるとの報告があります。

また皮膚の若返り、肌の保湿性が高まるなどの美容効果も報告されています。

体内では、常にコラーゲンの分解と合成が繰り返されていますが、年齢を重ねるにつれて、このバランスがくずれ、いわゆる老化現象が起こります。

コラーゲンが柔軟性を失うことで、しわやたるみが増え、関節や骨が痛むのです。

そういった老化現象を少なくするためにも、コラーゲンの摂取が重要といえるのです。

ゼラチンとコラーゲンの違いとは

ゼラチンとコラーゲンの違いは構造にありました。

コラーゲンは、動物の骨や皮に多く含まれるたんぱく質で、らせん状の細長い分子が3本より合わさっています

ゼラチンはコラーゲンを加熱したときに溶け出してきたもので、熱によって3本の分子がバラバラの状態になっています

どちらも主成分はたんぱく質であり、私達の健康や美容に関わる役目を果たしてくれています。

  • お肌のハリや弾力、保湿性を高める
  • 関節では潤滑油の役割を果たし、関節炎などの治癒にも効果的
  • 骨の土台を支えたり、骨粗鬆症予防に効果的
  • 血管の弾力を支える
  • 髪や爪、歯茎などの健康を守る

このような役割を果たすゼラチンやコラーゲンですが、コラーゲンをを体内で合成させるためには、ビタミンCや鉄分も必要になるそうです。

コラーゲンばかりを摂取するのではなく、バランスよく食べるのが大切ですね。

ゼラチンの用途

食用ではゼリーやババロアなどで使用されるイメージが強いですが、実は介護食を作る際に非常に重宝されているようです。

ゼラチンを使ってひと工夫することで、口の中の温度で表面が溶け、滑りが良くなり、誤嚥性肺炎の危険が少ないといわれています。

喉越のよいお料理に仕上げることができ、美味しくストレスのない楽しい食事に繋がります。

食用以外では、人体に無害であることから、医薬品などのハードカプセル・ソフトカプセルとして使用されています。

ゼラチンの性質を活かして胃で溶けずに腸で効く薬など、先進技術で私たちの健康を守ってくれているのです。

またフィルムや印画紙の写真乳剤も実はゼラチンから作られているのです。

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