暑くなると食べたくなるうなぎ。何かお祝い事があったときには選んでしまううなぎ。
お店から香ばしいタレの香りがしたら、つい近づいてしまう…そんな人、多いのではないでしょうか?
食べ過ぎるほど食べてみたいうなぎですが、うなぎを食べることによって期待できる効果と、もし食べ過ぎたら体にどんなデメリットがあるのか、について調べました。
結果
うなぎを食べ過ぎると
頭痛・食欲不振・皮膚の乾燥の原因になります!
カロリーを摂りすぎてしまうこともあります!
妊娠中は胎児に影響が及ぼす場合があるので控えましょう!
目次 -お好きなところからお読み下さい-
うなぎを食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
うなぎはビタミンやミネラル、脂質のバランスが良い食品の一つです。
ビタミンAは細菌感染から体を守る働きがありますし、ビタミンB1は炭水化物の代謝を良くし、貧血を改善する効果があります。
そんなうなぎを食べるといくつものメリットがあります。
①美肌効果
うなぎが持っているビタミンとミネラルの成分が肌をきれいにしてくれたり、肌トラブルを改善してくれたりする効果があります。老化を防止する力もあるため、身体の内側からきれいになることができます。
②目を健康に保つ効果
うなぎはビタミンAを多く含む食材です。ビタミンAは目の粘膜を強くし、眼の健康を保ってくれます。
③記憶力を良くしてくれる効果や脳梗塞・心筋梗塞を予防する効果
ウナギに含まれるDHAやEPAは脳の神経を活発にさせます。
脳の神経が活発になると、記憶力がよくなります。ひいては認知症の予防になります。
また、血液がサラサラになり、脳梗塞や心筋梗塞になるリスクも下げてくれます。
うなぎを食べすぎることでおきるデメリット
頭痛・食欲不振・皮膚の乾燥の原因に!
ビタミンAは体の外に排出されにくい成分です。
だから、ビタミンAを多く摂取してしまうと、頭痛、食欲不振、皮膚の乾燥などの症状がでてしまう場合があります。
カロリー過多に注意!
うなぎ(生)の100gあたりのカロリーは228kcalです。
しかし、うなぎにはいろんな食べ方がありますよね。
一番人気なのはタレをつけて焼く「かば焼き」ではないでしょうか。
あの香ばしい香りはたまりませんよね。かば焼きのカロリーは100gあたり285kcalです。
それに対して、サッパリ食べられる「白焼き」は100gあたり300kcalです。
両方ともうなぎの生よりカロリーがグンと上がっています。また、かば焼きの方が白焼きよりもカロリーが低いです。
カロリーを気にするのであれば、かば焼きを食べることをおすすめします。しかし、どの調理法でもカロリーは高い傾向にありますので、食べ過ぎには注意が必要です。
妊娠中は要注意!
妊婦がビタミンAを摂りすぎた場合、胎児に先天性異常がでてしまったり、奇形児になってしまったりするという危険性があります。少量であれば大丈夫であるとも言われますが、心配な人は妊娠中には食べないようにしましょう。
うなぎの適量は?
うなぎの1日の適量は約80g(小さめのうなぎ1串)
1週間に一食、100g~150g
ふっくらとした身とカリっとした皮、香ばしいタレのにおいはどんな人も心をつかまれるでしょう。高価な食材なので、毎日頻繁に食べることはあまりないと思いますが、身体が弱っているときやこれから夏だ!という土用の丑の日、お祝いごとがあるときには食べたいですね。
栄養豊富なので、少量で充分身体は元気になります。
カロリーの高い食材なので、食べすぎには注意しながら楽しんでくださいね。
また、妊婦さんは食べたい気持ちをグッと我慢するのは厳しいですが、うなぎの強すぎる栄養は胎児に大きな影響を与えますので特に気をつけてください。無事に出産を終えたら、パワーチャージのために食べてみてはいかがでしょうか?