オレガノとバジルの違いとは
この記事では
・オレガノとは
・バジルとは
・オレガノとバジルの違いとは
・オレガノとバジルの栄養素は?
・オレガノの料理以外の使い道とは?
についてまとめました。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
オレガノとは
オレガノとは、シソ科ハナハッカ属の植物で、ハーブの一種です。別名、ワイルドマジョラムとも呼ばれ、和名は「花薄荷」といいます。
料理に使われているオレガノは「オリガヌム類」がほとんどで、他には防腐剤として使われていた「マヨナラ類」や、ドライフラワーなどの観賞用で使われる「アマラクス類」と種類があります。
オレガノは爽やかでシソのような強い香りで、乾燥させることによって風味が強くなるのが特徴。ハーブの中で最も香り高いのがオレガノです。生のままだと青臭さが残ってしまうため、主に乾燥させスパイスにして使います。オレガノは、トマトやチーズと相性が良くピザやトマトスパゲッティなどのイタリア料理には欠かせません。
バジルとは
バジルとは、シソ科メボウキ属の植物でハーブの一種です。バジルは英名であり、イタリアでは「バジリコ」、和名では「メボウキ」と呼ばれます。
バジルは鮮やかな緑色と柔らかく爽やかなミントに近い香りが特徴で、ピザやジェノベーゼソースなどイタリア料理で最も多く使われているハーブです。バジルはイタリア料理以外にもソースやドレッシング、風味付け・飾り付けなど様々な料理に適しています。
ハーブの一種でおよそ150種類ものバジルが存在しています。手に入りやすく代表的な「スイートバジル」から、ジェノベーゼソースに適した「ジェノベーゼバジル」、アニスに似た甘い香りの「アニスバジル」シナモンに似た甘い香りの「シナモンバジル」など様々な特徴をもったバジルがあります。
オレガノとバジルの違いとは
オレガノとバジルの違いとは香り・生食か乾燥かの違いです。
オレガノは爽やかでシソのような強い香りで、乾燥させることによって風味が強くなるのが特徴。そのため乾燥させてスパイスとして使うことが多いです。一方、バジルはオレガノと比べ、柔らかく酸味のあるミントのような爽やかさが特徴。そして乾燥・生食のどちらでも食べられます。オレガノは長時間の調理でも香りがしっかりと残るので、煮込み料理やオーブン料理などによく用いられます。またトマトやチーズと相性が良く、ピザやトマトスパゲッティなどのイタリア料理にも適しています。バジルはイタリア料理はもちろん、和風・中華などにも幅広く使われていて、メイン料理から風味付け・飾り付けとして、使われている万能ハーブです。
オレガノとバジルの栄養素は?
オレガノの栄養素は、カリウム・ミネラル・カルシウム・葉酸・ルテイン・ビタミンAなどが豊富に含まれていて、むくみや冷え性、抗酸化作用、眼精疲労などに効果的と言われています。かつては薬としても使われており、非常に栄養価の高い植物です。
バジルの栄養素は、βカロテン・ビタミンA・ビタミンE・ビタミンK・カルシウム・鉄分などが豊富に含まれていて、生活習慣予防、抗酸化作用、骨や血管の健康維持、胃腸の機能を整える効果があり、バジルも非常に栄養価値のある植物です。
オレガノの料理以外の使い道とは?
オレガノは料理以外にも、防腐剤や薬として使われていたり、リースを使って楽しむこともできます。オレガノの成分を抽出したオイルを水やお茶に一滴入れたり、うがい薬としてもおすすめです。またはお風呂に入浴剤替わりにオレガノをそのまま入れると香りが広がり安眠効果にも期待できます。オレガノの香りはリラックス効果があり、疲労回復に繋がるので、様々な活用法でオレガノの香りを楽しみましょう。