ひやむぎとそうめんの違いとは
この記事では
・ひやむぎとは
・そうめんとは
・ひやむぎとそうめんの違いとは
・ひやむぎとそうめんのカロリーは?
・ひやむぎの美味しい茹で方は?
についてまとめました。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
ひやむぎとは
ひやむぎとは、うどんの一種で麺の太さが1.3㎜~1.7㎜未満とJAS(日本農林規格)で決められていて、そうめんよりも麺が太く食べ応えがあり、もっちりとした食感。
ひやむぎは、小麦粉と水をよくこねて綿棒で薄く伸ばし、細く包丁で切り乾燥させます。
室町時代に、うどんをさらに細かくきった「切麦(きりむぎ)」がよく食べられていて、この切麦が起源と言われています。当時は、季節によって食べ方も変わり、冷やしたものを「冷麦」、温めたものを「熱麦」と呼んでいました。現在は温めたものを「うどん」と呼ぶことが多くなったため、「熱麦」と呼ばれなくなり、冷やして食べる「ひやむぎ」の名が残りました。
そうめんとは
そうめんとは、うどんの一種であり麺の太さが1.3㎜未満とJAS(日本農林規格)で決められていて、伸びにくくのど越しの良い、つるっとした食感です。
小麦粉に水と食塩を入れ、こねて引き延ばしながら生地の表面に油をひき、細くしてから乾燥させる製法で、これらを「手延べそうめん」と呼びます。現在は機械で製造されることが多く、機械で作られたそうめんを「機械そうめん」と呼びます。
そうめんは作られた年に販売された商品を「新物」、1年間熟成の後に販売されたものを「古物」、2年間熟成の後に販売されたものを「大古物」と呼びます。熟成期間が長いほど、コシが強くしっかりとした麺になります。
ひやむぎとそうめんの違いとは
ひやむぎとそうめんの違いとは、製法と麺の太さと食感の違いです。
ひやむぎは長径1.3㎜~1.7㎜未満、そうめんは1.3㎜未満とJAS(日本農林規格)で決められています。また1.7㎜以上になると「うどん」と呼ばれます。ひやむぎは、生地をよくこねて綿棒で薄く伸ばし、細く包丁で切り乾燥させる製法に対し、そうめんはこねて引き延ばしながら生地の表面に油をひき、細くしてから乾燥させます。
ひやむぎは、そうめんよりも麺が太く食べ応えがあり、もっちりとした食感。一方そうめんは、のど越しが良く、ツルっとした食感です。
ひやむぎとそうめんのカロリーは?
ひやむぎとそうめんのカロリーは100gあたり
ひやむぎ (乾麺)348kcal
そうめん (乾麺)356Kcal
です。
ひやむぎとそうめんは、どちらも小麦粉を主原料としているので、カロリーに大きな差はありません。どちらも栄養価は一緒で、炭水化物がほとんどなので、たんぱく質やビタミン類・ミネラルを含んだ食材(トマト・オクラ・みょうがなど)と一緒に食べることをおすすめします。
ひやむぎの美味しい茹で方は?
ひやむぎの美味しい茹で方をご紹介します。
- 鍋にたっぷりの水を入れ沸騰させる
- 沸騰したら麺を回し入れるようにパラパラといれ、静かにかき混ぜる(約3分)
- 再沸騰したら、吹きこぼれないように火力を調節。
- ザルにとり、冷水で素早く水洗いをする
- 水気をとり完成