すき焼きや肉じゃがやおでんに入っていると嬉しい、しらたきと糸こんにゃく。
2つともダイエットにも効果的で、リーズナブルで手に入れやすい食材ですが、これらの違いって一体なんでしょうか?
そこで今回は、
しらたきとは何か
糸こんにゃくとは何か
使い分け方
についてご紹介します!
常備菜に糸こんにゃく炊こう(⌒▽⌒)(しらたきと糸こんにゃくって何が違うんだろう…) pic.twitter.com/8xTddjv1gj
— うまいさかなや (@kakuriyon) September 26, 2022
目次 -お好きなところからお読み下さい-
しらたきとは?
しらたきの原料はこんにゃく芋です。
こんにゃく芋をすりおろしたものや、粉状にしたもののなかに凝固剤の水酸化カルシウムを入れて作られます。
そして、ゼリー状のまま、細い穴がたくさんあいた円筒に入れ、お湯のなかへ押し出し固めたものを指しています。
名前の由来は、白く糸状になってお湯のなかへ出ていく姿が「白い滝」をイメージさせることから「しらたき」と呼ばれるようになりました。
しらたきの色は、一般的に白っぽいものが主流です。
次に糸こんにゃくについてみていきましょう。
糸こんにゃくとは?
糸こんにゃくの原料は、しらたきと同じくこんにゃく芋です。
しらたきと違う点として、本来の糸こんにゃくは、こんにゃく芋に凝固剤の水酸化カルシウムを入れ、熱を加えて固めたあと、板こんにゃく状になったものを、細く糸状にカットして作られていました。
しかし、現在は糸こんにゃくもしらたきと同じように、ゼリー状のまま円筒から押し出して作られるようになったため、このふたつを区別する大きな違いはなくなりました。
呼び名には、明確な地域性があり、関東では「しらたき」、関西では「糸こんにゃく」と呼ばれています。
糸こんにゃくの色は、しらたきと同じように白っぽいものもありますが、黒っぽいものもあります。製造過程で海藻粉末を混ぜることで、黒っぽい色のこんにゃくができあがります。
昔は製造工程の違いから、区別されていたようですね。
現在ではしらたきと糸こんにゃくの製造法が同じ場合が多いため、はっきりとした違いがないということがわかります。
使い分け方は?
使い分け方はこちら↓↓↓
・特に明確な決まりはない
しらたきと糸こんにゃくがそれぞれどの料理に合うのかに関して、明確な決まりはありませんが、しらたきは細くやわらかいものが多いので、すき焼きや鍋などの煮込み料理におすすめです。
糸こんにゃくは、パスタのようにして、食感を楽しみたい場合などにおすすめです。
・色や太さで選ぶ
色によっては料理の見た目が変わってくるので、この点も選ぶ際に考慮できます。
太さも様々で、しらたきのほうが糸こんにゃくよりも細いものが主流です。
作りたい料理に合わせて、お好みで使い分けるようにしてくださいね。
まとめ
今回は、しらたきとは何か、糸こんにゃくとは何か、使い分け方についてご紹介させていただきました!
・しらたきも糸こんにゃくも原料は同じこんにゃく芋で、現在ではしらたきと糸こんにゃくの製造法が同じ場合が多いため、はっきりとした違いがない。
・使い分け方は、特に明確な決まりはなく色や太さで選ぶのもおすすめ。
しらたきと糸こんにゃく皆さんはどちらを買うことが多いですか?
最後までご覧いただきありがとうございました!!!