二十日大根とラディッシュの違いとは
この記事では
・二十日大根とは
・ラディッシュとは
・二十日大根とラディッシュの違いとは
・ラディッシュの栄養価は?
・ラディッシュの育て方は?
についてまとめました。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
二十日大根とは
二十日大根とは、アブラナ科ダイコン属の植物・野菜でありラディッシュとも呼ばれます。種をまいてから20日程度と早く収穫できることから二十日大根と言われるようになりました。
形が丸く、小さいのでカブの仲間と勘違いされやすいですが、カブではなく大根の一種です。色は、紅・白・紫・黄と種類が様々。透き通るような白さが特徴の「白姫はつか大根」や、赤と白のコントラストが魅力の「キスミーはつか大根」など品種も豊富です。硬めの食感と程よい苦みが特徴。
二十日大根は火を通さずにそのままサラダにしたり漬物にして食されることが多いですが、加熱する場合はお味噌汁やスープに入れると美味しいです。
ラディッシュとは
ラディッシュとは、アブラナ科ダイコン属の植物・野菜であり日本では二十日大根とも呼ばれます。ヨーロッパ原産で明治時代に日本で広まりました。
ラディッシュは和訳すると「大根」なので、海外でラディッシュは大根全般の事を指します。しかし日本では小さな球型の大根のみを「ラディッシュ」と呼んでいます。ラディッシュは大根の中でも最も小さく、色も紅・白・紫・黄など様々な品種があり、見た目も映えることからサラダに盛り付けられることが多いです。日本の一般的な白い大根は、海外では「Daikon」や「Japanese white radish」と呼ばれています。
二十日大根とラディッシュの違いとは
二十日大根とラディッシュの違いとは、日本語か英語かの違いであり、味も見た目も変わらない同じ野菜です。
しかし海外においては大根全般をラディッシュと呼ぶので、日本で一般的な白い大根のことも「Japanese white radish」といいます。一方、日本では小さな球型の大根のみをラディッシュ(二十日大根)と表記し販売しています。
ラディッシュ(二十日大根)は赤い小さな球型が特徴的で、赤カブにも似ていますが、葉の形が大根と同じなので見分けはつきやすいです。球型以外にも細長く白い大根のミニサイズのような品種もあり、バリエーションが豊富です。硬めの食感と程よい苦みが特徴であり、色も紅・白・紫・黄など様々。サラダにすると一気に華やかになり相性が抜群です。
ラディッシュの栄養価は?
ラディッシュの赤い皮の部分には美肌効果があると言われるビタミンCがたっぷり含まれています。葉っぱの部分には、カルシウム・鉄分・ビタミンが豊富です。
ラディッシュ(大根全般)にはジアスターゼという「でんぷん分解酵素」が多く含まれていて、消化を促し、胃もたれ・胸やけなどに効果があると言われています。
ラディッシュ100gあたりの栄養価が以下の通りです。
- 13Kcal
- たんぱく質 0.8g
- 脂質 0.1g
- 炭水化物 3.1g
- 葉酸 53μg
- ビタミンC 19μg
見た目も可愛く、栄養も豊富なので料理の付け合わせなどにもピッタリです。
ラディッシュ栽培のコツは?
ラディッシュは種をまいてから20日ほどで収穫できることから、非常に育てやすい野菜で、家庭菜園初心者の方にも人気です。
育て方のコツとしては、種まきの3週間前には堆肥を。2週間前に石炭を入れてよく耕し、1週間前に元肥を入れましょう。ラディッシュの生育適温は17~20℃。日当たり・風通しの良い場所を選び、野菜用の培養土で育てましょう。